深セン市内でハイキング!深セン蓮花山公園

2014/02/06

深セン市内でハイキング!緑豊かな市民公園

「深セン蓮花山公園」は、深セン市中心区の北に位置する面積1.66k㎡の公園。1997年6月の開園以来、深センで最も有名な公園と言われるほど、深セン市民に親しまれ、身近な憩いの場となっている。

公園南側の入り口から入ると、色とりどりの熱帯植物がたくさん植えられている。園内は、木々が生い茂り、都会にある公園であることを忘れるほど緑が溢れ、天気の良い日は、爽やかで気持ちがよい。また、凧揚げなどをする風景から「風箏広場」(風箏=「凧」)と呼ばれている。

公園名にもなっている「蓮花山」は106m、山というよりは小高い丘に近く、ほんの15分もあれば、山頂にたどり着いてしまう。4000㎡の山頂広場は、深センで最も高い場所にある野外広場で、高さ6mの鄧小平の銅像が鎮座する。また、大理石の敷かれた石畳と花崗岩で造られた欄干がある頂上展望台からは、深センのビル群をはじめ市街を一望できる。深センの街の中にあり、気軽に出かけられるので、休日ともなれば、ハイキングを楽しむ人たちでいっぱいになる。山登りは好きだけど、最近体力にあまり自信のない、という方にもお薦めだ。高くて険しい山に登らなくても、ここでハイキングの楽しさを十分味わえる。杜甫が「望嶽」の中で詠んだ「会当凌絶頂、一覧衆山小」(=いつか必ず泰山の頂上に登って、周りの山々が小さく見えるのを眺めてみたい)を感じられるかもしれない。ただ現在では蓮花山よりも高いビルもあるので、期待はほどほどに……

蓮花山公園

蓮花山公園
住所:深セン市福田区紅茘西路
アクセス:地下鉄4号線「少年宮」駅下車
料金:入場無料

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