広州の干物専門街「一徳路」

2017/06/19

干物通りの年間売上高は40億元!

Yide Lu(一德路) 2

Yide Lu(一徳路)は、海産物卸市場と2,000あまりの干物小売り店が建ち並び、中国全土の中でも干物専門店が集中する通りだ。近場の山東省から遠場のアルゼンチンやロシアなど産地も様々。世界中のホタテ、クラゲ、アワビ、ナマコなど、1,500種以上の干物が手に入る。その中の95%は国内の他の市場やレストランに流通しており、年間売上高は40億元にもなるという。Yide Lu(一徳路)繁栄の歴史を辿ると、1990年代中期に広州の料理人が南中国に行き広州料理を普及させたことで、干物の需要が拡大。このことが現在の成功に結び付いたと言われている。また、同通りには、カトリック広州教区で最も荘厳で特色のある「石室聖心大聖堂」も。129年の歴史ある大教堂は見ごたえ十分だ。

住所:越秀区にある広州地下鉄6号線の駅一徳路駅

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