剪紙で春節体験 TLI深圳

2018/02/21

1月26日(金)、今年で創立62年を迎えたTLIの深圳校舎で、中国の春節に欠かせない伝統芸術に触れるイベントが開催された。迫りくる春節を前に、たくさんの参加者が中国文化をエンジョイ!

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春節の伝統飾りとは?
春節の時季になると、街の中だけでなく、各家庭の装飾も華やかになると感じたことはないだろうか。日本では門松やしめ飾りなどの、伝統的で定番の正月飾りがあるが、中国でもそれは同じ。春節飾りの代表的なものとして挙げられるのは、ハサミと小刀を用いる「剪紙」と呼ばれる切り絵。中国では春節のときに、剪紙を飾りとして窓に貼る習慣がある。そして、中国の家で頻繁にみられる、玄関や門の両脇に対の句が飾られている様子。これを「対聯」と呼ぶが、春節用に飾られるものを「春聯」と呼ぶことがあるそう。いずれも、縁起の良いとされる紅色がベースとなるため、日本のそれよりはとても豪勢な印象だ。

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TLIプレゼンツ文化体験イベント・剪紙と対聯への文字入れに挑戦!
剪紙も、対聯も自ら手を施して準備をすることが出来るため、在中外国人が体験してみるのも、中国文化になじむうえで大切ではないかと、TLI深圳ではこの度ワークショップを開催。剪紙のレクチャーでは、講師からの説明の後、切り込み作業に入った生徒たちの表情は真剣そのもの。丁寧に細かくハサミを入れていく中でどのような仕上がりになるかがイメージしにくいのが面白いところだ。作業終了後には、紙を広げて完成した作品を見る生徒たちの達成感のある嬉しそうな表情を見ることが出来た。

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対聯への文字入れは、漢字と書道に元々なじみのある日本人生徒が本領を発揮!春聯で定番の句は、「倒福」と呼ばれる、「福」の字が逆さまになったものだ。なぜ逆さまなのか?中国語で「逆さ」の意味を持つ「倒」と、「やって来る」の意味を持つ「到」は、発音が似ていることから、福を倒して(逆さに)貼ることで、福を呼ぶ願掛けの意味を込めているそう。

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生徒たちにとっては中国で生活をしていると、普段何気なく目にしている飾りだが、学びながら制作を体験し、より中国文化を身近に感じられたのではないだろうか。TLI深圳では、今後も様々な文化体験イベントを通じて、外国と中国の懸け橋になる語学学校を目指していく。

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