テーマパーク「ミンスクワールド（明思克航母世界）」深セン - 広東総合投稿

なぜ深センに航空母艦が！？
今回はちょっと不思議なミンスクワールドに潜入してみました。

羅湖区の東隣にある塩田区に、ミンスクワールドはあります。ミンスクとは全長273m、排水量3.6万トンの巨大なロシアの航空母艦です。その外観はなかなか圧巻！しかし、近づいてみるとずいぶん老朽化が進んでいるのがわかります。
それもそのはず、もともと、その役目を終えたミンスクは韓国に売られ鉄くずになる予定でした。しかし、紆余曲折を経て中国企業の手に渡り、2000年にミンスクワールドとして生まれ変わったのです。
ミンスク内には魚雷の模型や、ミサイルの模型が展示されています。甲板に出ると、ヘリコプターや戦闘機などを間近に見る事ができます。もちろん、既に廃棄となった戦闘機などですが、とても興味深い経験でした。
船の操舵室や管制室なども自由に見学することができます。操舵室にはロシア語の計測器などがそのまま残されていました。しかし、残念ながら機械のほとんどが壊れた状態のままでした。
また、ミンスクでは色々なアトラクションが用意されています。ロシア人によるダンスの演目や、司令室を再現したアトラクションなどがありますが、おすすめは10分ほどの4D映画です。どうして4Dか？というのは、見てのお楽しみです。
ミンスクをゆっくり見てまわると3時間はかかります。過度の期待は禁物ですが、航空母艦を自由に見学できる機会もなかなかないと考えれば、一見の価値あり！？

ミンスクワールド　明思克航母世界
住所：深セン市塩田区沙頭角海景二路航母世界
時間：9:30～19:30（18:00チケット販売終了）
入場料：大人RMB130、子供RMB65