チャリティーライブ「家-JIA-」広州で開催

2018/07/03

まだまだ間に合う
前売り・当日チケット発売中!!

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7月7日(土)に広州市の「鳴稀奇美術館」にてハンセン病支援団体「家-JIA-」によるチャリティーライブが開催される。このチャリティーライブは、中国のハンセン病快復村で道路舗装や上水道整備等のインフラ整備、ホームビジットやパーティ―、そしてハンセン病への差別を無くすための啓発活動を行うNPO団体「家-JIA-」のメンバーやそれの理念に賛同する企業や個人により開催されるもので、同イベントの収益は全て2018年に開催する中国各地でのワークキャンプの運営資金として寄付される。

当日は、中国・日本で活躍する8組の日中アーティストによるライブパフォーマンスや「家–JIA-」の活動を紹介するミニプレゼンテーションの他、協賛店による生ビールやおつまみの販売も予定されている。多くの人にとってまだまだ馴染みの少ない「ハンセン病」について理解を深め、音楽を楽しめながら、中国における現状とそれに立ち向かう支援団体の活動について理解を深めたい。

 

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家-JIA-とは

JIAは2004年8月30日に設立されたNPO団体。広東省、広西省、湖南省、湖北省、海南省などの地区で現地のボランティア団体と協力しながら、ハンセン病快復村及びその周辺地域でのワークキャンプボランティア活動を行っている。2017年までに行った活動は1000回に及び、参加したボランティアは2万人を越える。

これまでハンセン病は感染力がとても強い病気だと思われてきた。そのため、患者は深い山奥や孤島に隔離され、有効な治療法がない中、体が変形し、それが後遺症として残り今でも苦しんでいる。その後、特効薬が開発されたことで病気は完全治癒が可能となるが、人々は今でも元患者に近づくことを拒み、元患者は一生を隔離された村の中で過ごすことを余儀なくされている。

JIAが組織するハンセン病快復村でのワークキャンプ活動では、ボランティアは元患者と寝食を共にし、村の水道、トイレ、道路などの整備を無償でおこない、懇親、家事、社会啓発などといった、元患者の生活を精神面で支えるための活動を行う事により、ハンセン病元患者に対する心理的差別を軽減し、元患者が今の生活に対しより多くの希望を持てるよう取り組んでいる。このような活動を続ける中で、人々の元患者に対する差別は少しずつ緩和され、一部の元患者は自身の家族とまた連絡を取り合えるようになった。

同時に、ワークキャンプ活動への参加や運営を実施する若者ボランティアも多くの文化や考え方に触れ、コミュニケーション能力、組織力、思考能力も向上し、快復者の、苦難に正面から立ち向かう強い精神が、若者たちの成長にとどまることなく影響を与え続けている。

 

 


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日時:7月7日(土)18:30~22:30
場所:広州市越秀区恤孤路28号鳴稀奇美術館
チケット:予約販売:100元、当日販売:130元

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