最強ラガー集結!交流戦「GZ Rocks」広州

2019/01/08

GZ Rocks 2018年最後の戦い&年忘れ納会
1個の大きなRocks・家族の絆は唯一無二!

 

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12月16日、佛山市南海区にある三山文盈国際橄欖球競技場にて、広州唯一の日本人ラグビーチーム『GZ Rocks』の交流試合が行われた。この日の対戦相手は『佛山Sharks』、欧米系メンバーがメインのチームだ。

GZ Rocksは現在、国籍・性別・経験問わず総メンバー数40名強。その内、深セン、東莞など広州以外のメンバーと、女性や初心者の方がそれぞれ10名弱在籍、高校生から熟年までとメンバーの年齢層も幅広い。年に一度、アジアの日本人チームが集まるアジアンジャパニーズラグビーカップ(AJRC)での優勝がチームの目標だ。ちなみに2018年度は14チーム中4位、中国内5チームの中で1位という輝かしい結果。ラガーたちの力は伊達じゃない。

それもそのはず、毎週日曜午前中には15名ほどで練習しているのだ。充分に時間をかけた体幹づくりをはじめ、女性や初心者の方も楽しめる方法を取り入れるなど、日頃から地道な努力が行われている。また、近郊チームとの対戦のみならず、上海、マカオ、台湾、クアラルンプールまで遠征するなど、年に5〜6回ほど、他チームとの試合もある。その他、10人制ラグビーや、ぶつかり合いのないタッチラグビー、ビーチラグビーの試合にも参加している。

練習や試合には家族で参加する方も多く、子供達も広いグランドの中で楽しそうに走り回っている。また、練習後の懇親会やクリスマス会などの家族で楽しめるイベントも開催しており、まさにGZ Rocks自体が大きなひとつの家族のようだ。

さて、その週の激寒さも和らいだ16日の朝8時。広州市内の集合場所にメンバーは集まり、マイクロバスで一路佛山へ。会場に到着したメンバーはユニフォームに着替え、ランニング、柔軟などのウォーミングアップを始める。ガシッ!っと書き文字が出てきそうなタックル練習を間近で見ると、その勢いと力強さに思わず圧倒されてしまう。

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10時半、開会式を経て試合開始。今回は10人制ラグビーとタッチラグビーが2試合ずつあるという。まずは10人制ラグビー。男と男の、意地とプライドをかけたぶつかり合いだ。後ろにパスを出しながらゴールを目指して前進。しかし、そう簡単にゴールへは近づけない。相手チームのタックルでダウン。その上に次々と重なる体。これ以上進めさせてなるものかと組まれるスクラムでのがっぷり四つ。これは格闘技なのか?と錯覚してしまいそうだ。そして、橄欖球、ラグビーボールを追う選手たち。ファインダー越しに見るその表情は獲物を追うハンターさながらで、改めてラグビーの激しさを熱く感じたのだ。

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そして、試合はタッチラグビーへ。今回は女性2名以上を含む6人制で行う。まさか、女性の選手たちもタックルを!?とどきどきしていたのだが、控え選手からルールを丁寧に分かりやすく教えてもらった。グランドも半分の大きさで、タックル無しなので、子どもや女性にもラグビーが楽しめる。とはいえ、決して甘いものではなく、スピードとリズム、あえてタッチされに行くなど頭脳戦でもあるのだ。実際に見ていると、10人制の力のぶつかり合いとは違い、その速さに思わず舌を巻いてしまう。

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試合終了後は場所を市内に移し、今年一年の総決算、納会が始まった。帰任によるメンバー数人の引退発表もあり、少々湿っぽくなってしまうのかと思いきや!そこはラガー、ガチの体育会系の盛り上がりを見せていた。みんなで食べる味噌鍋で心も体もほかほか、1個の大きなRocks、大きな家族の絆がより強靭になったのだった。

2019年9月からは日本でW杯が開催。GZ Rocksも2009年9月9日にチーム発足、今年が結成10年目の節目の年となる。この素晴らしきタイミングで、あなたもぜひ、家族の一員になってほしい。来たれ!老若男女、経験の有無を問わず、只今メンバー大募集!!

 

 


GZ Rocks
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