テレビ、コンピューター、タブレット類と子育て

2017/04/18

親にとって、幼児がスクリーンの 前で過ごすことによる影響は心配な もの。タブレット、コンピューター、テ レビに触れさせることは有害でしか ないと主張する人々もいるほど。し かし多くの親たちの経験からいって、教育番組や教育アプリは早期教育に 役立ち、学校に通う前の基礎構築としては有効だ。

e - TV and computer time

一部の専門家は幼少期の子供は画面に接することを制限するべき、もし くは接するべきでないと主張しているが、そういった時間が子供達に悪影 響を与えるという詳細な証拠が不足していると、エジンバラ大学のリディア Lydia Plowman 教授は主張する。彼女の研究によれば、適切に使えば、テク ノロジーは子供たちの開発を助ける価値あるツールになり、こちらが手出 しをせず触れさせてみることは彼らの発達に効果的に作用するという。

ただし少し成長した赤ちゃんは、発達の為に相互作用を必要とするよう になるので、親は一緒にスクリーンを見ながら、対象について話をするよう にすること、幼児をスクリーンに触れさせる時間は2,3分ほどにすること、見 せるコンテンツは子供の年齢を 対象としたものを選ぶことがポ イント。繰り返し見ることで,子供 たちは模倣と反応の仕方を学ん でいく。ただし生活の背景音とし てテレビを付けるのは避けた方 がいい。子供たちには異音を排 除することは難しく、聞く能力に長けた彼らは聞こえるもの全てに集中してしまう。画面上で見たアクティビ ティを実際行うのは、テレビで見た歌やアクションを遊びの一部として取り 入れることができてい。

教授曰く、家族の協力はスクリーンに触れる時間を管理するのに役立つ と言う。例えばゲームをする前にきちんと説明をしたり、最中にフォローアッ プをすることで受動的なアクティビティと学習の差別化が可能になり、タイ マー等を使えばどれくらいの時間デバ イスを使うのかを明確化することがで きる。一緒にスクリーンアルバムを作る などの共有体験をするのもお勧めだ。 2~3歳くらいになったら一緒にコン ピューターを使ってみると良い。子供 は大人の真似をしてキーボードを叩き たがったりするので、楽しい時間を過 ごせるだろう。

彼らが好みそうな写真をウェブアルバムに保存しておき、写真を見て語り ながら、写真に出てくる人達に名前を付けて楽しんだり、CBeebiesの短いビ デオクリップを観たり、スペースバーやタッチスクリーンだけでできる単純 なゲームを楽しむのもいいだろう。

テレビ番組、コンピュータとタブレットは親子で楽しむ共有経験を提供し 子供の発達を助けるが、「信頼するサイトを対象に、自学させることも子供 達には有益」と博士は言う。ただ、専門家たちの意見として一致しているの が、画面から出る光は睡眠に有害であるということ。寝る前にはスクリーン 類はあなたのもの含め、きちんと片付けるようにしよう。

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