春夏のお洒落を楽しみたい方に
あなたはにとって背の低い女性とはどのような定義だろうか?
環境や比較対象によるところも大きいので、どのくらい小さい女性が”背の低い女性”とされているか定義するのは難しいことだろう。ウィキペディアによれば、先進国の背の低い女性の平均身長は153cm(5フィート)ほどで、アジアの国々においてはより低い傾向がある。”Petite”とは小柄な体型の女性のこと全般を指すが、その体型は様々。ちなみに160cm(5フィート3インチ)程度の小柄な女性向けの衣類サイズも”Petite”と呼ぶ。今回は小柄な女性の着こなしのコツについてご紹介しよう。
常に美しい姿勢でいることを心がける
姿勢良くいることで着る服が映え、身体全体のシルエット全体が美しく見える。より背が高くスタイル良く、賢い印象を与えてくれる。
ボディラインにフィットした服を着る
身体にフィットした、もしくはある程度フィットした服を着ることで衣類が身体に沿って美しいボディラインが形作られ、背が高くほっそりとした印象に。
裾が広がったドレスは避ける
裾が外側に広がったマーメイドラインやトランペット型のドレスは、身長を低く見せるのでなるべく避ける。フレア感の少ないシルエットの服のほうが、小柄の女性には向いている。
ロングドレスを着こなすコツ
背が低くてもロングドレスを着たいなら、エヴァ・ロンゴリアやリース・ウィザースプーンのレッドカーペット上での着こなしを参考にしてみよう。床ギリギリの、もしくは床につく位の長さのドレスを選べばOK。膝上や膝丈のドレスも足を長く見せてくれるし、ハイロー(前が短く後ろが長いスタイル)やアシンメトリー(左右非対称)デザインのドレスも身長を高く見せる効果がある。
Aラインやハイウェストのドレスもおすすめ
Aラインはそのバランスのよいシルエットで、どんな女性も実物以上に見せてくれる心強いデザイン。ハイウェストのエンパイアドレスも足を長く見せる。トレーン(引き裾)が長いドレスも線を細く見せる効果がある。
ジャケットやカーディガンを着る時は
ジャケットやカーディガンは前を開けて着ることで垂直線が強調され、身長が大きく見える。丈はトップスと同じ長さに合わせるか、お尻くらいまでのものがよい。色は全く同じ色にする必要は無いが、ボトムと同じトーンのものを選べば、より効果的。
トップスはお尻か、それより上までの丈のものを
ロングトップスのものは足を短く見せてしまう。
首周りのデザインにも気を配って
Vネック、プランジングVネック、ホルターネックの服は下へのラインを強調し、身長を高く見せる。
プリントは小さい柄のものを
大柄のプリント服は着る人を小柄に見せてしまう。
上下の色合いを合わせる
上下の服のトーンを合わせることで、目の錯覚によりボディラインは長く見える。
反対に、相反する色を着るとラインが上下で分断されるので、背は低く見える。
ボーダー選びのコツ
縦のボーダー柄は上下の線が強調されるので身長が高く見える。反対に、横ボーダーはその線を分断してしまうので身長は低く見えてしまう。
パンツの選び方
ストレートラインのパンツは垂直線を強調し足を長く見せるのに効果的。ハイウェストのものもお勧めだ。カプリや裾が広がったもの、ローウェストのパンツは避けよう。
ベルトの選び方
細身のベルトであれば色は何でもOK。太めのベルトを付けるのなら、ボトムと同じ、もしくはそれに近い色にしよう。
ダブっとした服を避ける
大きめの服は左右の幅を広げて見せるので結果的に身長も低く見えてしまう。
デザインはシンプルに
ビーズやアップリケ、ラッフル飾りのある服は見る人の目線を下に向け、より身長を小さく見せる。
靴を賢く選ぶ
ヒールのある靴は身長を高く見せる。ただ、あまりヒールの高いものは快適でないし、かえってバランスを悪く見せるので適度な高さのものを。ポイントヒール、Tストラップのものは効果的。できれば、ボトムと色目を合わせよう。
避けるべき靴は?
アンクルストラップ型、ウェッジヒールの靴は避けたほうが無難。
大きすぎる○○はNG
うまく使えば背の小ささを目立たなくできるアクセサリー、バッグ類だが、大きすぎるものは身長を小さく見せるので気をつけよう。
効果的なヘアスタイルとは
おだんご頭や前髪をふんわりさせたポンパドールスタイルは縦のラインを延ばし、身長を高く見せる。ただし、高くしすぎないよう注意して。
背が低いことでお悩みの方は多いかもしれないが、実は背が高い人より低い人のほうが服の選択肢は比較的多く、工夫次第でバランスの良い着こなしが可能だ。ぜひ春のワードローブ選びの参考にしてみてほしい。